刑務所

鳥獣戯画ジャクソンのブログです

バーガーの新商品と鉄矢

武田がハンバーガーショップに入店しました。
武田は名前を募集しているハンバーガーを指差して言いました。
 
武「これ、俺にそっくりじゃないか?いつ俺にそっくりなバーガー出していいって言ったんだよ?」
店「い、いえ…お客様と商品は似ていないかと…」
武「いいから責任者を呼んでこい!この店で一番偉いやつだ!」
 
責任者がやってきました。店では一番偉い人です。
 
責「お客様いかがなされましたか?」
武「いかがもどうもない!見てくれよこのバーガー!俺じゃないか!!」
責「こちらの新商品が、お客様ですね?」
武「お前、少しは話が通じるみたいだな、さっきのヘボと違って」
責「商品名がお客様のお名前に似ているということでしょうか?」
武「そこもそうだけど、全部なの全部!名前もパンも肉もトッピングも全部俺なんだ!!偶然にしては似すぎているだろ、なあ!?」
責「少々お時間頂いてもよろしいでしょうか?」
 
責任者は胸ポケットから携帯を取り出し、どこかに電話するようです。
 
武「待て、どこに電話をする?」
責「本社の人間です」
武「ここから本社までどれくらいだ?」
責「車で30分です」
武「俺が直接行く、新商品がそっちに行くと伝えておいてくれ」
責「わかりました。あの、北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに…」
 
武田は急いで本社に向かいました。
車で30分でしたが、鉄矢は自転車で8時間掛かりました。
 
午前10時、本社では会議が行われていました。
 
社員「いやー、今日はいい天気ですねー」
部長「なんだ貴様?非常にいい天気と言え」
社「すみません部長、非常にいい天気です」
部「どこがいい天気だバカ!大雨だろ!お前はクビだ!さっさと出ていけ!嘘だ、晴れだ!愛してる、今すぐ俺に飛び込んでこい!」
 
外は雲ひとつない晴れで社員と部長に愛が芽生えました。
ドアが勢いよく開き、武田が入ってきました。
 
武「あんたらがここのトップか?」
部「誰だ貴様!あんた、人が愛し合ってるときに非常識だぞ!」
 
究極の戦いが始まりました。
 
カサノヴァ「私がトップですが…」
 
社長のいる会議室で愛しあう人がいたようです。
 
武「このハンバーガーを見てくれよ!おたくの商品が俺にそっくりなんだよ!」
カ「名前が似ているということか?」
武「違う!全部だ!ああケツが痛い!ここに来るまで自転車で8時間だ!見ろ、俺のケツが真っ赤じゃないか!」
 
武田はズボンを下ろし真っ赤に腫れ上がった臀部を見せました。
それを見たカサノヴァは青ざめた表情をしました。
 
武「よく見やがれ!このハンバーガーと俺、どこが似てないって言えるんだ!?」
カ「…わかりました、全てを話しましょう」
部「あぁん!!あああん!!」
 
カサノヴァは新商品のアイデアは武田が自転車を8時間漕いで真っ赤になった臀部を川で冷やしているところを見て思いついたことを話しました。
 
武「…あんた、俺じゃなくてこのケツから思いついたのか!」
カ「バレなければずっと黙っているつもりだった」
武「このバーガーを見たとき、俺のケツに痛みが蘇ったんだ。だからわかったんだ、これは俺自身だと…」
部「ああっ…んっ…」
カ「この商品は明日から全店舗に取り扱わないように連絡します」
武「いい、いいんだ。認めてくれればそれでいい、俺は知りたかっただけなんだ。捨てちまうなんてもったいない」
カ「…感謝します」
 
堅物や機械の心とまで呼ばれていた女社長の目からは一筋の涙が流れていました。
 
武「え~~人というのは~~~」
 
つまらないのが始まりました。
 
 
 
このあと、新商品はそのまま販売され、順調に売り上げヒット商品となりました。
ヒット商品になったとき、CMキャラにはもちろん武田が選ばれました。
 
 ーCMの様子ー
武「このバーガーどこかで見たことあるなー。そうだ、これは!」
 
武田はケツを出しましたが、このCMのために自転車を一日中漕いだので真っ青になっていました。
 
武「俺のケツじゃないか!」
 
違うので全国のショップは潰れました。
 

サンタマリアとツヨシ ~温泉編~

ツヨシ!目隠し取っていいか!?ツヨシ!なんかさみぃぞ!外かツヨシ!
目隠し取るぞ!よーしそこまで言うなら取るぞ!いいんだなツヨシ!
温泉だー!!!露天風呂じゃないかツヨシ!入っていいのか!?どうしたツヨシ!?桶を見るのは初めてか?
俺が桶の使い方を教えてやるからなツヨシ!こうやってお湯を入れて・・・ツヨシ?
ツヨシどこだ!?みんな!ツヨシが消えた!ツヨシを探してくれ!
入ってっから!みんなが探してる間、俺温泉入ってっから!
 
 
いや~すごいな!久しぶりだよこんな景色!
風呂あちぃ!あちいぞツヨシ!やめるかツヨシ!でも俺頑張るよ!
見ててくれツヨシ!腰まで入った俺を見てくれ!ツヨシ早く来てくれ!
あれ?ヘリコプターがこっちに来るぞ!どういうことだ!ツヨシがヘリに乗ってっぞ!
ツヨシーーー!!こっちだーーー!!ツヨシーーー!!!
ツヨシ気持ちいいぞ!肩までつかった俺を見てくれツヨシ!
ツヨシ!温泉にヘリを着陸させるのは無理だツヨシ!俺の話を聴いてくれ!ダメか!よし、温泉は中止だ!!みんなごめん!!
 
 
ツヨシ!どこにヘリ止めたかしらないけどよく帰ってきたな!
温泉気持ちいいだろ!なあツヨシ!どうしたツヨシ?・・・何か歌ってるなツヨシ!?
俺も一緒に歌っていいかツヨシ!ダメか!そうか!
ツヨシ、温泉っていうのはな、何にも考えずに入っていいんだぞ!
ツヨシ?なんだそのコップは?どこから持ってきたんだツヨシ!
お湯を汲んで・・・飲むのかツヨシ!?いっぱい人入ったお湯だから飲まないほうがいいぞツヨシ!
コップを置くんだ!ツヨシのこういう素直なとこいいよな!
あれ?ツヨシ・・・ツヨシ!!コップが浮いたぞ!!ツヨシ!!
ツヨシこっちを見てくれ!コップがどっか飛ぶぞツヨシ!ツヨシ!コップ!コップ!!!ツヨシ―ー!!!
 
 
そんな泣くなよツヨシ、飛んでいったコップの分まで温泉を楽しもうぜツヨシ!
どうしたツヨシ?しょんべんか?・・・バレないようにするんだぞ
おいツヨシ!ここでするなツヨシ!おいツヨシ!なんだその色は!ツヨシしょんべんの色が違うぞツヨシ!
キラキラしてっけど何食べたんだツヨシ!俺もしろって!?わかった!ツヨシが言うなら俺、出します!
見てろよツヨシ、温泉に出すからなツヨシ!あ!俺もいつもと違うぞ!ツヨシこの色はなんだ!
すげえ出るぞ!なあツヨ・・ツヨシじゃない!違うんだ女将さん!聴いてくれ女将さん!出ていけとか言わないでくれ!
これはそういうやつだから!そういうやつだから!もう二度としないから安心してくれ!
ありがとう女将さん!みんな!!女将さんの優しさに拍手!!!
 
 
ツヨシ、あったけえなぁ!ツヨシ!しょんべん入ってっけど!
温泉好きになったか?温泉好きか!そうかツヨシ!俺も温泉好きだぞツヨシ!
どうしたツヨシのぼせたのか?ちょっと上がれツヨシ!しばらくすればまた元戻っから!な!
ツヨシ!どこ行くんだツヨシ!そっちは脱衣所じゃないぞ!なんか音がするぞツヨシ、ゴボゴボ音すっけど!ツヨシ!
やべえ!お湯が減ってる!誰か助けてくれ!浅いぞツヨシ!さみぃ!風邪引くぞツヨシ!
帰ってきたかツヨシ!なんだ栓抜いたのお前だったのか!楽しそうだなツヨシ!ツヨシ温泉は好きか!?
そうか!俺のことも好きなのか!良い奴だなツヨシ!俺もそんなお前が好きだツヨシ!!!