バージンマグロ
とある漁港に近い倉庫で、マグロを柱に縛り付け性的な嫌がらせをしている人間がいました。
「指を這わせただけでこんなにビクビクして……全くいやらしいマグロだよ……次はどんなことをされたいんだい……」
ガチャッ(不審な音を聞きつけてきた警備員がドアを開けた音です)
「君、パンツ一丁に馬鹿みたいな帽子…しかもマグロに何をしてるのだね!」
「何をって。邪魔をしてきた奴に説明したくないね、消えてもらおうか。」
マグロに指を這わせていた男は警備員に銃を向けました。
「き、君!なぜ銃を持ってるんだ!」
「なぜって、俺はさかなクンだぞ?欲しいものは何でも手に入れてきた。
そしてこれからも手に入れていく…まずはお前の命からだ!」
この日、一人の警備員の命とマグロの処女がさかなクンによって奪われました。
ここからしばらくさかなクンの「ギョギョ!」は車の急ブレーキ音より高かったです。